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ヲ印茉奈のの/だ/め語り
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本当は9/10 0:00ぴったりにblog公開してアップしたかったのですが・・・。
まにあいませんでした。
しれっと時間だけいじっときますw


のだめちゃん、お誕生日おめでとう~~!!!

君のほしいもの


今シーズン初のマルレの定期演奏会のためのリハ。
この時期はいつもバカンスを引きずって団員たちが浮き足立っているため、最初の数回はきつめに締めることにしている。
だからいつもならこの時期オケ以外のことは頭に入る余地はないのだけれど、その日リハが終わった後事務室のカレンダーを見てふと気がついた。
 
 
9月10日
 
(そういえば今日はのだめの誕生日か・・・・)
 
さて今日は自分の部屋に戻ってさらに今回の曲の勉強をしようと思っていたのだけれど。
 
(・・・今日はいい感触だった)
 
最初を締めた為か、今回はまとまった良い演奏ができていたと思う。
 
(だから?)
 
今日は軽く譜読みだけでも問題はないだろう。
 
(今からならマルシェに寄って買い物してからでもちょっと手の込んだ料理を作れるし)
 
のだめも特に用事はないと言っていた筈だ。
 
(・・・・いやいやいや。なんでのだめのところに行く前提なんだ俺!)
 
 
無意識に料理の段取りまで組み立て始めた思考を、千秋は無理やりせき止めた。
のだめの誕生日に何かする自分というものにどうしても抵抗を感じずにいられないのは大学時代からの癖で、今はそうでもないことを自覚している。というより寧ろのだめに何かしてやると見せる嬉しそうな顔がとても好きだ。
そしてここ最近、それが顕著だ。
一度納豆をねだられたことはあったけれど、毎年誕生日をスルーして悪いなと思ってはいたから、気付いてしまったらもう何もしないという選択をすることができなくなっている。
 
そしてそれを止める無駄な努力に気力を総動員するから、自分の状況を忘れたりもする。
 
「・・・チアキ?カレンダー睨み付けてどうしたの?何か問題?」
だから訝しげなテオの声に肩を揺らす羽目になったりもする。
 
「いいや!何にも問題なんてないね!!」
必要以上にビクついたのをごまかすように背後を力いっぱい振り向くと書類の山を抱えたテオが目を丸くしていた。明らかに不自然な千秋の勢いに押されるように一歩引く。
「・・・あ、そう?じゃあ・・・」
「じゃあな、テオ。また」
後に続くのが別れの言葉なのか、それともまた事務仕事を頼もうとしたのか確認せずに千秋はさっさと踵を返した。
一瞬のあっけに取られたような沈黙の後、後ろからテオが何か言っているのが聞こえてきたがその時にはもうさっさと事務所のドアを閉じていた。
駐車場のメガーヌに乗り込みイグニッションキーを回したところではたと気付く。
結局どうするかちゃんと決めずに出てきてしまった。今は大事な時期だから、オケの事以外にかまけている暇は無い。のだけれど。
それはのだめだってわかってくれているのだけれど。
 
「・・・あーっくそ!」
ハンドルに頭突きをするように俯いて、そのままポケットからケータイを取り出した。
メールボックスの一番上のメールを開いてアドレスを引っ張り出すとそのまま短い文章を打って助手席に放り投げる。
一瞬だけ視線をケータイに走らせたが、メールが返ってくることはあるだろうか。そもそも今日中に気づかれるかどうかもわからない。
ため息が出るのは、それでもやっぱり気づいたからには自分に選べるのがひとつだけだから、だ。
昔なら、気になりつつもスルーできていたというのに・・・。その変化が良いことなのか悪いことなのかもう判断もつかないけれど。
鳴ることのないケータイから引き剥がすように視線を逸らしギアをドライブに入れると同時にアクセルを踏み込む。乱暴な扱いに抗議をするように車体が軋み、がくんと揺れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
「ただいまデ~ス!」
 
バタンという大きな音と同時にバタバタ走ってくる音が近づいてきたと思ったら、大声と共に背中に暖かい衝撃が走った。
キッチンで料理をしていた千秋はドアの音がした時点で一歩身を引いてフライパンからも手を放していたが、そんなことはおくびにも出さないし、のだめに気付かせもしない。
「料理中はあぶないだろうが!」
それでも腹に廻った手をぱちんと叩き首を捻って肩越しに見下ろすと、ふわふわの茶色の髪が背中で揺れている。擦りつけられる鼻が大きく息を吸ってそれから伏せていた顔を上げた。走ってきたのか髪は乱れ赤い頬は嬉しげに綻んでいてそれは千秋が好きな顔だ。
「えへへ~、ただいまデス」
「おかえり」
そうやって笑ってみせるから千秋も少しだけ口元を緩めて返事をしてやる。そうするとまた一層笑崩れて、それからまた背中に顔を埋めて改めてすぅっと大きく息を吸った。
「はう~・・・じゅうでん・・・・」
すりすりと背中に感じる感触はくすぐったいばかりで、ただこれ見よがしに大きなため息を吐いてみせる。諦めたポーズだけはとっておきたいのはなけなしのプライドだ。
仕方が無いという風情で顔を戻すと目の前のフライパンに意識を戻す。
これで、この火を止めるまではこのままという大義名分が立つ。・・・といってももう仕上げだけなのだけれど。
 
「ほらのだめ。もうできるから着替えて手洗ってこい」
「はぁい!先輩の呪文料理~~」
かちんと火を止めてこんどはぽんぽんとその手を叩いてやるとぎゅっとその手に力が入ってそれからすぐに離れた。
それが寂しいと思うなんて。手首をつかんで引っ張りたい思いに駆られるがそっと息を吐いてその衝動を逃がす。全く、どうしてこうなったのだろうと今日はそんなことばかり考える日だなと千秋は思う。
歌うようにして途中に落とした荷物を拾いながら洗面所に駆け込むのだめは、なぜ千秋がここに来たのか、今日が自分の誕生日だとわかっているのだろうか?
のだめのことだから忘れていても不思議ではないが、友人たちがなにかしら祝ってくれたのではないだろうか。千秋より先におめでとうを言いたくて堪らないやつが学校にはいたはずであるし。
 
「いいにおい~~!」
自分で思いついたことに少しむっとしながら、テーブルセッティングをしているとのだめがやっぱりバタバタと走ってくる。
食事に一目散、かと思いきやそのまままた千秋に抱きついてきた。今度は横から。
「おい、邪魔!」
帰りにマルシェで買ってきたワインをワインクーラーから取り出したところで身動きが出来なくなる。逆の手にもワイングラスをふたつぶら下げているから引き剥がすこともできない。
いつもならさっさと食欲を満たすべくテーブルに噛り付くくせに、今日はどうしたというのだろうか。
 
「・・・先輩、定期公演が終わるまで会えないと思ってたからうれしーデス!」
くふふ、と笑って千秋の肩に頭を預けるようにするのだめは呪文料理も!と言ってさらにぎゅうと抱きついてくる。
自分も嬉しい、と思うのをそのまま伝えてやれればいいのだろう。そして誕生日おめでとう。と言ってしまえば。
けれど。千秋真一にそれは無理というもので。
「・・・今日のリハはまぁまとまってて良かったからな。俺も息抜き。・・・ほら冷めるぞ」
逸らした顔はきっと赤くて、たぶんそれにのだめは気づいて、けれど何も言わない。敵わない、と思う。
のびあがってちゅ、と頬に柔らかな感触を残してするりと逃げた体温を思わず振り向いてももう定位置に座ってきらきらと目を輝かしているのはいつもののだめだ。
ほらはやく食べましょー!なんて手招きをするから、持ったままだったグラスを置いてちょうどよく冷えたワインを注いでやってそして乾杯なんかしたりして。
 
食事の間、のだめは新学期から新しく始めた課題曲の話や久しぶりに会った友人や先生達の話、追試の話なんかを嬉しそうにする。それに相槌を打ちながら千秋も合間に尋ねられるマルレの状況なんかをぽつぽつと話す。
買ってきたワインも美味しくて上機嫌なのだめにすすめながら自分でも結構早いペースで飲んですぐ空になって、こういう時にここが自分の部屋でないことが悔やまれる。千秋の部屋であればいつもストックがあるのに。
けれど今日は飲むためにここに来たわけではない。
ピアノチェアに置いてあるのだめの鞄からプレゼントらしき包みが覗いているのも千秋の気を焦らせる原因だった。のだめがそれのことを忘れているのかそれとも千秋に気を使っているのかはわからないけれど。
今はご機嫌でにこにこと笑っている。
 
 
「ふぅ。おなかいっぱいです~」
ソファに場所を移しお腹をぽんぽんと叩く姿はいつもながら本当に年頃の女だとは思えない。
「・・・おそまつさま」
何か言ってやろうかと思ったが無駄だとわかっているので何も言わずのだめが運びもしない食器を片付ける。
片付けの間にピアノを弾いてもらおうかとも思ったが、そうなるとピアノチェアの荷物をどかさなくてはならなくてそうすると中のプレゼント(らしきもの)のことを思い出すかもしれなくて、そうなるとちょっと悔しいと思ってしまって。
結局食器を洗うのは後回しにしてコーヒーを入れるとのだめの隣に腰をおろした。のだめには砂糖控えめミルクたっぷりのカフェオレを。
「あれ?洗い物しないんですか?」
「あー・・・あとで」
視線を逸らして言うのに不思議そうな顔をして、でも嬉しそうに千秋の肩に擦り寄ってくる。さてここで決めなければなんのためにこっちに来たのかわからない。
さらっと。さらっと言ってしまえば良いだろう!と思いはするがそう簡単に言えるなら今ここで悩んでいたりしない。
結局プレゼントだって買えなかった。悩む時間もなかったから。
だったらおめでとうくらいぺろっと言ってやればのだめはきっと喜んでくれるのに。
とは思ってもそこですんなり行かないのが千秋真一だ。
なんと切りだそうか考えあぐねて擦り寄ってくるのだめの髪を手で遊ばせる。このままなだれ込むのもいいかもしれない。睦言としてなら言えるかもしれないから。
ちょっと情けないけれど。
 
そうやってぼんやりと考え込んでいたからのだめがじっと見上げていることに気付かなかった。
カフェオレのマグカップを両手に包んでその視線を手の中に移して何やら思案顔をしていたのも。
「・・・先輩!」
「なに?」
そして意を決したようにマグカップをテーブルに置いて千秋の顔を覗き込んできた。
いつものように口を尖らせてちょっと眉を寄せて寄り添っていた体を離したからのだめの髪がするりと指の間から滑り落ちた。それが少し惜しい。
 
「えっと~・・・先輩は、今日・・・のだめの為に・・・来てくれた、んデスよね・・・?」
千秋の腕を両手でつかんで強気に出てきていたはずののだめがだんだん尻すぼみになって顔もどんどん赤くなっていく。釣られるように千秋も頬が熱くなっていくのを感じる。
「ちっ、ちが・・・・っ」
いや、違わない。違わないけれどどうしても拒否してしまいたくなるのはもう条件反射で。
「・・・違うんですか~?」
ちょっと眉を下げてみせるのだめの赤い頬とか尖った唇とか、そうだ。今日はのだめの嬉しそうな顔が見たくて勉強を一日サボってまでここに来たんだ。
否定している場合ではない。
「ち・・・・、がわ、ない、です?」
「なんで疑問形・・・」
それでも素直にはなりきれない千秋にのだめはぷくっと頬を膨らませ、それから一瞬後には全開の笑顔。
掴んでいた手を巻きつけて抱きしめるから二の腕が柔らかな胸に触れて、いや挟まれている状態で念願ののだめの笑顔。
それだけでもう充分に報われたと千秋は胸がじわりと熱くなるのを感じていた。
けれどまだちゃんとは言っていないから。
 
「のだめ。誕生日、おめでとう」
「せぇんぱぁい・・・」
手を伸ばしのだめの頭を抱えるようにして言うのは、たぶん赤く緩んでいる顔を見られたくないからだ。
そして情けないシチュエーションながらなんとか言えたことにやっと肩の荷が降りた。
なんだか一瞬で体温が上がったのだめは更にぎゅうと腕に抱きついてくる。それだけで充分に嬉しいと示してくれる。
千秋が祝いの言葉を言えばそれだけで満足してくれるだろうと思ってはいたけれど。実際その通りだったけれど。
 
「なぁ、誕生日プレゼント、何がいい?」
なんだか申し訳ない気がしてそっと問いかけてみた。本当は帰りに少しだけ雑貨屋なんか覗いてみたりもしたけれど見つからなかったなんて言えるはずもなくて。なんだか自分らしくなくてこれ以上無いほど顔が熱いけど。
驚いたように顔を上げるのだめを感じてそのまま肩に抑えつけたままで。
いろいろ情けないところを見られているのに、それでもやっぱり見られたくなくて。
「ちあきせんぱい?」
「・・・なぁ、何がいいか言ってみろよ」
頭を抱えたまま揺するとそっと頬擦りされた気がする。たぶん間違いなくて。
 
「・・・エト・・・先輩から、好きって言ってほしい・・・・」
 
納豆とかゴロ太グッズとかまたは指輪とか脱ぎたてのシャツとか、そんなものを強請られるとばかり思っていたから思わず抱えていた頭を離してその顔をまじまじと覗き込んでしまった。
至近距離から覗き込んだのだめの大きな目には驚いた顔をした千秋が写り込んでいて・・・・
「あ、あ、あ、えっと違いマス違いマス!ええっと、他の考えマスから、ええっと・・・・」
見開いていた目を瞬くとのだめは両手を顔の前でブンブンと振ってなにやらうろうろと視線を彷徨わせ始めた。赤かった頬は更に色づいていく。
ぶつぶつと納豆とかゴロ太とか漏れ聞こえてくるのが予想通りで千秋は笑いが込み上げてくる。
指輪はともかく、誕生日と言ったら普通の女ならアクセサリーだのバックだの服だの時計だのブランド物だのを強請るものでは無いだろうか。
フランスにいると手に入りにくい納豆とか日本のアニメグッズなんてある意味贅沢かもしれないけれどそんなものでいいのかというもので充分だとのだめは言う。
千秋からのものであればなんでも嬉しいのだと。
 
そんなのだめの望みを今日くらいは叶えてやってもいいかな。と思ったのは顔を真っ赤にして考えるのだめが可愛かったからだ。
そんなことは言ってやらない代わりに。
 
「・・・!」
突き出された女にしては大きな両手を、それでも千秋よりは小さな手を片手で握りしめて抱えていた頭から頬に手を滑らせると色付いたくちびるにそっと口付けた。
ぽかんと開いていた口にそのまま舌をねじ込みたかったけれどそれは我慢してそっと顔を話すと、至近距離に大きな目があった。その顔がどんな表情なのかは近過ぎてわからなかったけれど。
 
「・・・、すきだよ」
 
たぶん改めて言ったことはなかったのでは無いかと思える言葉を口に出すのに一瞬つかえ唾を飲み込んでからようやく言えた。しかも掠れて囁くように小さな声で。
それがやっぱり情けなくてひとつ息を吸う。
「好きだよ。のだめ」
今度ははっきりと告げる。
固まったままののだめの目を覗き込みながら噛み締めるようにゆっくりと。
こんなこと言えるか、なんて今までは思っていたけれど。
自分の言葉がすとんと胸の中に落ちてきて、ああ本当だと妙に納得してしまう。
 
プロポーズされてその後失踪してしまったのだめのために身を持ち崩してプロポーズを受けようと決心して何より大切なのがのだめと一緒にいる未来なんだと思い知ったりして・・・。
そんなことがあってずっと一緒にいるんだと決めてしまったというのに、それなのにこんな言葉ひとつで自分はのだめが好きだと改めて思い知ってしまうとは。
のだめがずっと千秋に好きだと、大好きだと言い続けるのは千秋に言っているのではなく自分で確認するためかもしれないと少し思う。
 
「・・・大好きだ」
固まったままののだめをなんだか見ていられなくなって手を伸ばす。
柔らかくて温かい体を抱きしめてその耳元でのだめが好きだと言う声でささやいてやるとおずおずと背中に手が回るのを感じる。それから肩のあたりに押し付けた顔のあたりが濡れてくるのも。
「ふぇ~~ん、しぇんぱぁあいぃいい~~、しゅっけつだいさ~びすですかぁ~~、これっきり~?」
「ばーか」
「あうあう~~のだめもだいしゅき~~」
「・・・知ってる」
突き放すような言葉とは裏腹にぎゅうぎゅうとたぶん苦しいほどに抱きしめる手に力が篭もる。たぶん今の顔はほんとに人に見せられないほど脂下がっているだろうなと思いつつ、そしてのだめも涙で大変なことになっているだろうと予想する。
ふたりしてひどい顔で抱き合って、バカップルそのものの姿だ。自分とは一番遠いところにあると思っていた。
 
けれど。
 
ぐずぐずになっているのだめを抱きしめながら千秋は笑う。
ああ、ほんとたまにはこういうのも悪くない。
一年に一度くらいは言ってやってもいいかもしれない。・・・それ以上は、たぶん千秋の方が癖になりそうだから。
 
とりあえず、もう少ししたら抱きしめている腕をほどいてひどい顔を笑ってその顔中にキスをしてよく知っているまろやかな肌にもキスをするだろから、今はもう少しだけこのままで。
 
 
乙女のような思考に、千秋はそっと笑いをこぼしてそれからまた抱きしめる腕に力を込めた。
 
 
 
 
 
 
End





わかるひとにはわかると思いますが、イタキス好きです。
誕生日エピソードが好きすぎてもう・・・・・
どうにもこうにも千秋真一と入江直樹がかぶります。性格はだいぶ違うと思いますけど。
いいとこのぼんぼんで天才とか言われて天狗になっておせおせの彼女に落とされて・・・・(笑)
ちなみに野田恵さんと相原琴子さんはかぶりません。

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読書・映画・音楽・お酒・料理
自己紹介:
ここはの/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、二次創作サイトです。
ちあのだメイン。
原作、出版社等など無関係です。

傾向と対策:のだめを偏愛・のだめ溺愛の千秋先輩を偏愛。

ブログタイトルの由来:茉奈の実家はオアシス大川から車で三十分なのだ。
あの道を、私は知っている。


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